JANOG35 Meeting Day2
昨日に引き続きJANOG35に参加しました!
スタッフとしてカメラマンをしつつセッションを聞いていました.
運用から見た研究、研究から見た運用
「運用者と研究者で情報共有できてないの勿体ない」というネタ.
交流することで,運用者は最新技術を知れるし,研究者は実運用を考えられる.
国際会議の論文を4本ピックアップして紹介されていました.
ディスカッションでは,
- 「なぜベンダーは学会発表するのか」
- 「運用と技術の交流の場としてJANOGは適切か」
などが議論されていました.
大学で研究する身としては,実運用に耐えうる研究をしたい.
可能であれば,システムを公開して運用者に見て頂きたいなと思います.
なぜ、IPv6 対応したくないのか
IPv6がどこまで普及していて,なぜ流行らないのか,を運用サイドから話されていました.
DMMやニコニコではIPv6をやってるけど本番環境で使ってない.
(IPv4で事足りている,IPv6移行コスト,ユーザの需要がない.)
さくらではIPv6対応してて,数パーセントの人は利用しているとのこと.
IPv6を使うメリットとして
- 「ユーザの選択肢を増やす」
- 「いつかはIPv4が枯渇するから」
というのがありました.
私はIPv6使ったことないのですが,研究用のプライベート環境では試してみたいですね.
(考えなしにナンバリングしても衝突しなさそう.)
ライトニングトーク
「USB型スマートカードでSSH鍵管理」「うるう秒対応」などのネタがありました.
USB型スマートカードは,懇親会で実物を見せて頂きました.
カッチョいいガジェットで,買って~/.ssh/id_rsaに置くのを脱却したい….
私も「学生がJANOGに行くべき3つの理由」を発表しました.
自分の経験も混じえて「現場の話聞けるよ」「エンジニアと話そう」「議論に参加しよう」など.
今日来てる人が後輩を連れて来たり,して貰えれば良いなと思います.
懇親会
準備部隊として早めに会場入り.
今回は「マグロ解体ショー」「地酒コーナ」などイベントが盛り沢山.
今回から始まった「若者向け参加支援制度」の紹介もありました.
支援を受けた学生の自己紹介もあり,盛り上っていました.
今後もこのような支援制度が続けば良いなと思います.
JANOG35 Meeting Day1
1月14日(水)〜16日(金)に静岡県立大学で開催中のJANOG35 Meetingにスタッフとして参加しています.
これから3日間,毎晩参加レポートを書こうと思います.
JANOGとはJApan Network Operators' Groupを意味し、インターネットに於ける技術的事項、および、それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、検討、紹介することにより日本のインターネット技術者、および、利用者に貢献することを目的としたグループです。
参加経緯
昨年7月に高松で開催されたJANOG34 Meetingで初参加しました.
今回はJANOGerから助言も頂き,スタッフ(企画編成委員)として参加することになりました.
スタッフパーカーのロゴデザイン,SNS等での広報などをやっています.
Newcomers' Orientation
Day1は午後からの開催で,まず初参加者向けのオリエンテーションがあります.
(私も2回目ということで,カメラマン&手伝いとして参加.)
オリエンテーションでは,JANOGの活動などが紹介されました.
また,各自の参加目的・理由を聞くコーナーもありました.
- 「若者支援制度」があるのをTwitterで知ったから.
- 職場・大学の先輩に勧められたから.
- 仕事として同業者と情報共有をするため.
BoF
BoFとは,特定のテーマで集りディスカッションするものです.
私は「HubotとChatOpsについて語るBoF」を主催しました.
JANOG34の「情報共有ツールの情報共有」の続き,という位置付けです.
まずHubotやChatOpsについて,研究室で取り組みについて紹介しました.
その後,実際にChatWrok上でHubocoを動かしてデモもしました.
ディスカッションでは,以下のような意見が出ました.
Day2に向けて
明日から本格的なセッションが始まります.
カメラマンをしながら聞く形になるかな….
「運用から見た研究、研究から見た運用」が気になります.
また,「学生がJANOGに行くべき3つの理由」というLTをやります.
ニコ生中継もあるので,ぜひご覧ください!