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hico_horiuchiの技術系な覚え書き.

Gitの環境整備をした

GitHubでpull requestをされるようになったので、本格的にGitの環境を整備する。

コミットメッセージを書くエディタ

今までは、Emacsを使っていたのだけど、コミットする時に毎回起動するのは重い。
先輩に、emacsclientを勧められたが、Windows(gnupack)では上手くいかなかった。
そこで、Ubuntuで使ったことのあったGNU nanoを使うことにした。

gnu-nano-2.2.6-ncurses-5.7.18.zipをダウンロードする。
解凍し、「nano\bin」ディレクトリにパスを通しておく。
以下のコマンドを実行すれば、コミットメッセージをnanoで書けるようになる。

> git config --global core.editor 'nano'

文字コード

Windows環境のため、Gitの文字コードShift_JISに設定していた。
しかし、nanoではUTF-8を使用するため、それに合わせて設定を変更する。

> git config --global i18n.commitEncoding 'utf-8'
> git config --global gui.encoding 'utf-8'

ただ、このままだとコンソールで文字化けするので、nkfShift_JISに変換して表示する。
NYAOSの設定ファイル(_nya)に、以下のaliasを追加する、

alias git_log="git log | nkf -s | less"
alias git_graph="git graph | nkf -s | less"

gitkを実行できるようにする

ckwとNYAOSの環境でgitkを実行しようとすると、以下の表示が出て起動しない。
(minttyとbashのMSYS環境では、実行できる。)

> gitk
gitk: Exec format error

gitkのファイルを確認してみる。

> which gitk
C:\MinGW\msys\1.0\bin\gitk

> less C:\MinGW\msys\1.0\bin\gitk
#!/bin/sh
# Tcl ignores the next line -*- tcl -*- \
exec wish "$0" -- "$@"

どうやら、Shell ScriptでTclを実行して動かしているようだ。
そのため、以下のaliasを設定した所、起動できるようになった。

alias gitk="sh C:\MinGW\msys\1.0\bin\gitk"